拓斗!復帰戦♪
拓斗!
なんと!バットを持って1人で会場に来ていました(笑)
最近、野球、サッカー、バスケが好きでレッスン後にはどれかを自主練習しています
拓斗は、全日本ジュニアでベスト16という戦績を収めた選手です。
私の経験上、全日本ジュニアまで選手が駒をすすめると本人も周囲の人も負けないと選手という既成概念を持ってみてしまうのが普通のことではないでしょうか!?
よって、私は勝っているうちにいつか勝てなくなる日が来るということも選手に教えておきます。決して勝たなくて良いという考え方ではありません。勝率、確率についてアドバイスをすることが目的です。
そうすることにより、勝てない日が続いた時にも前に向かいやすくなるのではと考えています。ジュニアテニスというのは、プロテニス以上に敗戦に対して敏感過ぎるとも考えることがあります。
世界のトップ50選手でも選手本人のステージでは、勝率は65%〜80%弱、80%を超える選手はトッププレイヤー、ジュニア選手はカテゴリーが変わるというステージチェンジもあるので勝率を維持し続けるのは難しいことでもあると考えています。
しかし、難しいから諦めるのではなく難しいからこそ選手と私達コーチはトライ&エラーを試みなくてはいけないのではないでしょうか!?
コーチは、経験から予測をして最善の方向を示すことをしなければなりません。
そして、選手の苦労や苦悩を背負ってあげることが大切なことです。
拓斗は、敗戦後、悔し涙を流しています。時には、練習中に“自信がない”なんて発言したこともありました。選手が自信をなくすことも当たり前のことです。ここに、都度一喜一憂するのは良いことではありません。
常に前に向かわせるために、慰めるわけでもなく“大丈夫!”と選手を導くのも私達コーチの役目ではないでしょうか!?
不調期にプラス怪我という状態でしたが、ようやく回復に向かいこれから夏も終わり秋、冬に向かい絶好調に向かうのは間違いないでしょう!
拓斗の引率でした
ラケットバックにバットが…(笑)
お寿司で、元気いっぱいです