今年もありがとうございました！

今年は、『コロナ』という大敵と世界中が戦った一年でした。

テニス界においても、様々なアクシデントがあり『withコロナ』という言葉が生み出されたりもして、テニス界においても特に問題となったのが試合の開催の有無であったのはいうまでもありません。

試合を開催されるクラブや企業の方達のコロナ対策は、私達も勉強になり、『withコロナ』の在り方についても皆で知恵を出し合って乗り越えるものだと思いました。

群馬県高崎市、千葉県白子町で行われたＫＴＡも毎年の大会とは違う規制などがありいつもとは違った雰囲気にも感じた試合となりました。

群馬県高崎市では、清水善造メモリアルテニスコートにて、千葉県白子町では白子テニスコートにて開催されました。

サムライPALからは、和起、沙帆、拓斗が出場しました！

先ずは、清水善造メモリアルテニスコート。

和起は、久しぶりの関東大会になり『和起君勝てなくなった』と言われる時期に苦しんだ選手でもありました。
自分と向き合うことの辛さや大変さを幼ながらに体験して多くのことを学んだ選手です！

和起の良いところは、外での発言はどんなにダメでも大丈夫と気丈に振る舞っていたところだと思います。人の成長とは、発言、行動、思考の成長をみて成長したと考えるものではないでしょうか！？よって結果は、発言、行動、思考の在り方と因果関係があるといっても過言ではないと考えています。

和起に聞いてみました。

後輩達へのメッセージは、

『勝てなくて大丈夫。勝てるようになる』

でした！！和起の発言は立派です！！

和起の戦績は、もちろんですが、和起の男としての成長が私も嬉しいです！！

気がついたら小さくて細かった和起が今では、１８０cmに迫る選手になり本当の意味で心身共に成長している選手です。

和起は、今大会は残念ながら初戦敗退でしたが、後輩達へ伝える側の選手になったので更に後輩達へ伝える為に、もう一段、ステージアップにチャレンジして結果を出してもらいたいです！

沙帆は、今大会の第一シードが棄権をしたために上位に入るチャンスの大会となりましたがチャンスを生かすことが出来ずに悔しがっていました。
とはいえ、関東大会の２回戦なので立派です！

さて、沙帆が悔しがっている理由は自分がチャレンジしなければならないステージになった時の過緊張と向き合い苦悩している中で再度、イメージとはかけ離れる内容になってしまったからです。

先ずは、過緊張やイップスは思考のルーティンから起こってしまうことと私は考えています。
もちろん、程度によって異なることではあります。

私は、選手とミーティングの時間をかなり多くかけるコーチだと思います。
長い間、選手達と共に歩んでいるとイップスにかかる選手は数名でしたが、過緊張に悩み苦しむ選手は少なくなかったです。

意外と選手は、過緊張になっている時は、同じことを考えてしまっていることに気が付かずに悩んでしまっていることが多かったので先ずは、思考のルーティンをミーティングしながら探して向き合うことから始めます。

沙帆も、第一段階です。
私は、医者ではないので治せるかと言われるとよく分かりませんが解決は数多くしてきました。
他の言い方をするとストレスの処理の仕方を考えるということになるのかもしれません。

今は、葛藤が多くあり悩んでいるので大変だとは思いますが、『若い頃の苦労は買ってでも…』という言葉があるように、この苦労は沙帆の人生に大きな意味を持たせてくれるでしょう🎵
真面目で、性格に曇りがない選手ならではの悩みかもしれません。

今後も、沙帆にはチームを引っ張って貰います！

そして、白子テニスコートで大活躍した！！

拓斗！！ベスト４！

私は、選手には時には重いかもしれませんがチームを背負ってプレーをしなさいともアドバイスすることがあります。

以前の拓斗からは、想像しにくいですが（笑）拓斗も立派にお兄さんになり、よく下位ランクの選手ともフリーコートで練習してあげるような後輩思いの選手でもあります！
小さい頃の拓斗には、話しはしていましたが理解していたのかもしていないのかも分かりませんでしたが下位ランクの選手と練習をしながらの関東ベスト4は、私の評価は格別に高いです！！！

次のステージでは、発言でも後輩達を引っ張れる先輩になって貰いたいです！

お兄さんにという一言で終わらせてしまいましたが、具体的にいいますと戦術のミーティングの時に自分の意見を言うようになってきたということです。時には、受け入れないこともありますが全て最初から受け入れてしまうのも、あまり良くないと思います。もちろん、半永久的に（笑）受け入れないのも良くないと思います（笑）

拓斗は、理解を示せるなったということでお兄さんという表現になりました。
また、小さかった『たっくん』を私は良く知っているので（笑）

今年も皆様、本当にお世話になりました！
来年もよろしくお願い致します！

和起、沙帆、拓斗！！
おめでとう！！